蝶々夫人
2023年4月19日ダンスパフォーマンス『蝶々夫人』再演の決定!!
2024年5月28日
プッチーニ作曲の歌劇『蝶々夫人』、これほど日本人に良く知られたオペラもないだろう。
明治時代初めの頃の長崎が舞台。
芸者に身を落とした蝶々さんが、アメリカ海軍士官ピンカートンに落籍され、
やがてピンカートンは母国に帰るものの、蝶々さんは産まれた息子と一緒に彼を待ち続けて3年。
やっと帰ってきたピンカートンは故国で結婚し、その妻と共に赴任。
蝶々さんは息子を引き取ると言われ、絶望の果てに一人死を選ぶ・・・というお話。
芸者とアメリカ軍人、時代が生み出した、ある愛の形を様々な発想で舞踊化する
「蝶々夫人」の物語は明治時代の長崎を舞台に、実話を元にしています。原作はアメリカ人のロングが小説 として発表、 それを元にイタリア人のプッチーニがオペラとして作曲しました。その先行作として、フラン スの作家ピエール・ロテ ィの小説「マダム・クリザンテーム ( お菊さん )」と、この小説に基づくアンドレ・ メサジェ作曲の歌劇「お菊さん」の 存在は見逃せないところです。 このようにいろいろな国の巨匠たちが挑んできた「Madam butterfly」。ここに日本にし かない魅力が潜んで いるのかも知れません。 この時代、欧米列強国を相手に、開港したばかりの港には、きっと他にも、 蝶々さんのような芸者は何人も 居たことでしょう。そのような複数の芸者や軍人を登場させ、時代的背景を増幅させま した。時代考証など の枠組みを取り払い、しかし、明治という時代の匂いを残したいと試みました。 蝶々さんの無垢な 愛がふたたび、この舞台に花咲きますように。 坂東扇菊
2023年6月21日(水) 国立劇場小劇場
開演 19:00 (開場は開演の30分前)
チケット前売り一般5,000円 当日5,500円 学生3,000円
一般発売日 5/1(月)
歌劇「蝶々夫人」より
「蝶々夫人」
近藤良平 坂東扇菊
構成 演出 振付 坂東扇菊
振付 近藤良平
音楽 平岩佐和子
出演 近藤良平 坂東扇菊
山本光二郎 藤田善宏 鎌倉道彦 黒須育海 香取直登
名取かおり
坂東一る 坂東あき
ソプラノ: 平岩佐和子
人形遣い: 綾乃テン
照明 森 規幸
衣裳 樋口藍
舞台美術 歌舞伎座舞台
衣裳、美術プラン 坂東扇菊
舞台監督 筒井昭善
チケット取扱
お問合せ
https://nihonbuyou-bando-ryu.com/
制作 NPO舞台21
協力 ROCKSTAR有限会社
東京舞台企画
名取事務所